こだわりとイメージをとことん叶えたわが家でノーストレスな暮らし

ご夫婦どちらのお祖父様も大工の棟梁だったので、自信を持って見せられる家にしたいと考えたそうです。特に奥様は何年も前から雑誌などで家づくりの情報を集め、勉強にもなるからと建材会社に勤めたことがあるほど。ローコスト&ローメンテをコンセプトに建材や設備から内装材まで、すべてセレクト。例えば、外壁に採用したガルバ調サイディングはガルバよりもコストは抑えつつメンテ性は優れたもの。木やタイルといった本物が高価な素材はうまくフェイクを取り入れてコストコントロールしながら、テーマ性のあるお洒落な空間づくりを演出しました。「やりたかったことができたからノーストレス。自分たちの生活スタイルにあった住まいに大満足しています」と喜ばれています。

来客があるリビングスペースは、建材、設備、照明、クロス、家具、飾るモノまで、ご夫婦のセンスでセレクトされました。ご主人のお仕事がデザイナーであることもあり、細部までこだわりを表現されています。

高台を利用して、周囲の視線を配慮したウッドデッキを設置しました。夏場は可動式のオーニングで直射日光を遮り、くつろぎの空間になっています。

ステンレス天板とブラックの面材をセレクトし、スタイリッシュで生活感のない空間を演出しました。奥様が料理をしながら、お子様の様子をLDKからウッドデッキまで目が届きやすい配置にしています。

道路に面したリビングは窓の位置を高めにして、周囲からの視線が気にならない配慮をしています。構造上必要な柱や筋交いを現しにすることで開放感を保ちつつ、空間のアクセントにしています。

テーブルセットやキャビネットなどの家具はお気に入りのショップでご夫婦で選ばれました。

玄関ホールから続く廊下の一角に手洗い場を設置し、来客時も動線上にあるので気兼ねなく使ってもらえる。「どこかに使いたかった」というトグルスイッチをここに取り付け、インテリアのアクセントになっています。

1階のトイレは大胆な図柄のクロスをアクセントにしています。デッドスペースになりがちな、階段下を活用しているが、そのデメリットを感じさせないインパクトのある空間を実現しています。

ふた間続きの大空間は将来、仕切ることができます。今は大型の遊具を置いてプレイルームとして活躍中です。

2階のデザインテーマは明るい木目とホワイトを基調としたナチュラルリゾート。室内干しが基本のライフスタイルに合わせて奥の洗面室はランドリースペースを兼ねています。

1階にオフィススペースを配置。一面の壁はマグネットの下地に黒板塗料をDIYで塗装されています。仕事の構想メモや打ち合わせに重宝するだけでなく、「お絵描きできる！」と子どもたちは大喜びです。