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マイホーム購入は"新築住宅と中古住宅" どっちを買うべき?

2022/05/09
マイホーム購入は"新築住宅と中古住宅" どっちを買うべき?

「新築住宅」と「中古住宅」どっちを買うべきか。

今回は、人生最大のお買い物のマイホームを購入する際に後悔しないためにも、新築住宅と中古住宅のメリット・デメリットを比較していきます。

どちらがあなたに合っているか、物件探しの際はぜひ参考にしてみてください。

新築と中古の特徴比較

新築と中古の特徴比較

※1:首都圏不動産流通市場の動向(2022) 

 

新築住宅と中古住宅のメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。

 

まず新築住宅のメリットはやはり、建物が新しいという点でしょう。まだ誰も住んだことないお家に住めるのは、中古住宅では味わえない新築住宅最大のメリットです。最新の設備が備わっているのも新築住宅ならではですよね。気密性や断熱性能、耐震性能など年々進化しているので、中古住宅より性能が高いといえます。光熱費なども新築住宅の方が安く抑えられるでしょう。

また、上記の比較表からも分かるように、新築住宅はアフターサービスや保証、税制面の軽減措置などが充実しています。 新築住宅は購入金額が高くても、それに見合うだけの安心と満足感が得られるのではないでしょうか。

 

しかし、新築住宅の場合、希望のエリアに希望の価格で、希望の間取りの物件が出てくる可能性は少ないでしょう。

子どもがいる場合は、学区との兼ね合いも考えなければいけません。新築住宅だけで探している場合、希望条件を妥協しなければいけない点も出てくるでしょう。

 

新築のメリット

・建物が新しく、最新設備を備えた家に住める

・税制優遇を受けれる

・住宅の維持費用や修繕費用が少なく済む

・最新の耐震基準に沿っている

 

新築のデメリット

・価格が高い

・完成した物件を見て決められない可能がある

・希望の立地に住めるとは限らない

 

逆に、中古住宅のメリットとしては価格の安さが挙げられます。 仕様の決まっている新築の建売住宅とは異なり、中古戸建の場合価格を抑えて購入し、リフォームをして、ある程度自分好みの仕様にすることも可能です。 また、新築住宅の場合建物の完成前に購入を決めなければいけないケースもありますが、中古住宅の場合、実際に建物を内見することが可能です。陽当りなども自分の目で確認することができ、生活のイメージもつきやすいと思います。

 

中古で住宅を購入した場合、新築で購入するよりも早く補修や補強が必要になります。どんなにきれいに使っていても建物の老朽化は避けられません。購入後に思わぬ欠陥が見つかり多額の費用がかかってしまったなんてケースもあります。 また耐震性への懸念もあります。木造住宅では耐震基準に関する規定に過去2回大きな改定がありました。木造の中古住宅の購入を検討するなら2000年6月以降に建築された住宅をおすすめします。

リフォーム費用や数年後の修繕費用、耐震診断費用など合わせると結果的に高くなってしまうケースもあります。

住宅を安く購入しても、維持費で新築住宅と変わらなくなってしまうこともあります。中古住宅を購入する際は長期的な管理を見越して計画を立てる必要があるので注意してください。

 

中古住宅のメリット

・物件価格が安い

・実際の住宅を見学してから購入できる

・リノベーションして自分好みに変える楽しさがある

 

中古住宅のデメリット

・維持・修繕にコストがかかる

・保証期間が短い

・税制面の優遇が新築より少ない

・耐震性が低い場合がある

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

新築住宅にも中古住宅にもメリット・デメリットがあるので、どちらが優れているかは一概に言えるものではありません。

お家探しの優先順位と予算などしっかりと検討した上で、後悔しない選択をしてくださいね。

なお、今回は新築住宅と中古住宅で比較していきましたが、新築住宅を視野に入れている方は注文住宅という選択肢もあります。

注文住宅か建売住宅かで迷われている方は、“注文住宅と建売住宅”を比較した記事もあわせてお読みください。