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お得に買える!?建築条件付き土地の魅力と注意点もご紹介

2022/06/03
お得に買える!?建築条件付き土地の魅力と注意点もご紹介

土地を探していると「建築条件付き土地」というワードをよく目にすると思います。

どんな条件が付いているのでしょうか?

「建物フリープラン」や「間取り変更可能」など記載されていることもあり、注文住宅とどう違うの?と迷われる方も多くいらっしゃいます。

 

建築条件付き土地は、通常の土地より比較的安価で手に入るところが一番のメリットですが、同時にデメリットや注意点も潜んでいます。

土地の購入は安い買い物ではありません。後々トラブルにならないためにもしっかりメリット・デメリットを理解した上で購入を検討しましょう。

「建築条件付き売地」ってなに?

一般的な土地の場合、購入者が自由にハウスメーカーや工務店で建築することが可能ですが、「建築条件付き土地」の場合は、売主が指定した条件が付いており、買主はその条件を守らなければなりません。

 

具体的な条件は、「一定期間内に」「売主が指定した建築会社と請負契約を結ぶ」ことです。

 

一定期間内とは、「3ヶ月以内」と定めているところがほとんどです。3ヶ月以内に間取りや仕様などを決めて請負契約を結ぶ必要があります。

万が一、期間内に条件が整わなかった場合、土地の売買契約は白紙となります。

 

建築する住宅は、売主または売主が指定した建築会社で建築することになります。多くの場合あらかじめ参考プランが決められており、そのプランをベースに間取りや仕様を変更していきます。

建築条件付き土地を購入するメリット・デメリットは?

ここからはメリット・デメリットについてそれぞれご紹介していきます。

 

【メリット】

 

◆建築条件付きではない土地に比べ安く購入できる場合もある

不動産会社などの土地の売主は、通常土地の売買時に一定の利益を出さなければなりません。しかし、建築条件付きの場合は、売主は建築費からも収益を出すことができるため、その分土地代を安くしている場合があります。

 

◆間取りや仕様をある程度自由に決められる

建築会社は指定されていますが、間取りや仕様などある程度思い通りに建築することが可能です。

参考プランをあらかじめ定めている会社もあり、建売住宅より自由ながらもスピーディーに理想に近いお家が手に入ります。

 

◆仲介手数料の支払いがない

ハウスメーカーや建築会社が自社販売している建築条件付き土地を購入し建築する場合、仲介手数料がかかりません。

ただし、不動産仲介会社を通して建築条件付き土地を購入する場合通常通り仲介手数料が発生するので注意してください。

 

【デメリット】

 

◆注文住宅のように完全自由設計ではないことが多い

建築条件付き土地を購入した場合、あらかじめ用意された参考プランをベースに家づくりを進めていきます。

「屋上が欲しい」「ビルトインガレージにしたい」など大きな間取りの変更はできなかったり、追加費用が膨大になったりする可能性があります。設備や内装についても、好みの素材は選べず色や柄などが選べる程度が多いです。

建築会社により、どこまで対応できるのか大きな違いがあるため事前に確認することが大切です。

 

◆間取りや内装の検討に十分な時間をかけられない

一般的に、土地の売買契約から建物の請負契約まで3ヶ月という条件が付いています。

お仕事や子育てがある忙しい中、設計者との打ち合わせなどの時間を設け、3ヶ月以内に決めなければいけません。じっくり吟味して間取りを検討したい方にとっては、時間が足りない可能性があります。

まとめ

建築条件付き土地は、「お得に土地を購入してマイホームを建てたい」とお考えの方にはおすすめです。

好きなハウスメーカーや工務店を選べないデメリットもありますが、建売住宅と比較すると自由度の高いマイホームを建築することが可能です。

失敗しない土地探しには建築会社が設けている制約を購入前に確認しておくことが一番大切です。

 

アオイ建設では、自社で建築条件付き土地を販売していますが、完全自由設計で建築することが可能です。

お客様ひとりひとりの希望に沿ってプランをご提案させていただきます。

当社の場合、間取りと内装打ち合わせで4ヶ月の期間を設けています。建築条件付き土地を購入しても、注文住宅と変わらずじっくり吟味してマイホームを建築することが可能です。

注文住宅で土地からお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。