"戸建てvsマンション比較" With:コロナ時代の選ぶポイントとは?
「今家を買うなら、戸建てとマンションどっちがいいのだろう?」という疑問は、家を買うときに多くの方が悩む問題でしょう。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、リモートワークの増加や「おうち時間」が増えたことにより住宅を選ぶポイントについても変化が起きています。
今回は、With:コロナ時代を踏まえた戸建てとマンションの比較ポイントをご紹介します。
住宅を購入する際の参考にしてみてください。
戸建てとマンションの特徴比較
戸建てとマンション、どちらがいいのか
比較の表を元に、戸建てとマンションのメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。
まず戸建てのメリットとして挙げられるのが、物件価格です。
新築戸建てと新築マンションでは物件の平均価格に大きく開きがあり、新築戸建ての方が安くなっていることがお分かりかと思います。特にこの数年はマンションの価格が高騰していることもあり、今家を買うとなれば割安なのは戸建てと言えるでしょう。
維持費についてはマンションが毎月管理費・修繕費を積み立てるのに対して戸建ての場合は約15年に一度修繕工事が必要になります。こちらに関しては一概にどちらが優位とは言えませんが、マンションの場合は毎月かかる駐車場、駐輪場の利用料が戸建てでは必要ありませんので、特にマイカーをお持ちの方は戸建ての方が費用を抑えることができます。
また、住宅面積はマンションより戸建ての方が、平均して30㎡以上広くなっています。リモートワークの増加や外出自粛などの影響により、家の中での生活時間が増え、家族同士でもプライベートを確保できる空間の重要性が高まってきていますので、Web会議スペースの確保やゾーニングが容易な戸建ての方が、With:コロナ時代には適しているのではないでしょうか。
逆に、マンションのメリットとしては立地面が挙げられます。
駅近な物件が多いマンションとは異なり、戸建ての場合は駅からある程度離れた物件が多い傾向にあります。また、セキュリティ面でもマンションのように管理人が常駐しているわけではありませんので、戸建ての場合は防犯サービスの利用など自分で対策することが重要です。
今後、コロナ禍が収まり出社頻度が以前のように高くなれば、通勤時間や家を空けている間の防犯が気になるということもあるでしょう。
ただし、突然コロナ禍以前の生活に戻るようなことはなく、ニューノーマル時代としてリモートワークを制度化するような会社も増えていますので、戸建てが優位という流れはこれからも続いていくのかもしれません。
最後に
ここまでご覧いただいて、戸建てとマンションの特徴の違い、それぞれのメリットとデメリットがお分かりいただけたでしょうか。
もちろん、上記以外にも戸建てならではの点、マンションならではの点は多くありますし、「自分が何を優先したいのか」によっても判断は変わってきますので、ご自身の理想とする生活スタイルにはどちらが適しているかをイメージしてみてください。