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注文住宅でマイホームをお考えなら、まずは土地購入の流れも把握しておこう!

2022/05/16
注文住宅でマイホームをお考えなら、まずは土地購入の流れも把握しておこう!

注文住宅でマイホームの建築をお考えの場合、まずは家を建てる土地から購入しなくてはなりません。

土地の購入は、不動産会社やハウスメーカー、工務店の担当者がサポートしてくれますが、大まかな流れを把握していないと、いつどのタイミングでどのくらいの費用が必要になるか分からず不安ですよね。

そこで今回は、土地購入に必要な手続きや注意点など詳しく解説していきます。

土地購入の大まかな流れを把握しよう

①土地探し

②買付証明書の提出

③住宅ローンの事前審査を受ける

④重要事項説明を受け、売買契約を結ぶ

⑤住宅ローンの本申し込みをして、金融機関と金銭消費貸借契約を結ぶ

⑥金融機関と金銭消費貸借契約を結ぶ

⑦引き渡し

ステップ1 土地探し

家を建てる際に、まず必要になるのが家を建てるための土地探しです。

土地探しを始める前に決めておくべきポイントは、エリアと予算を決めておくことです。

どのあたりの土地を購入したいのか、土地にかけられる予算はいくらなのかをイメージしておきましょう。

イメージができたら土地探しです。土地探しの方法は主に「インターネットなどを利用して自分で探す」「不動産仲介業者に依頼する」「建築を依頼したいハウスメーカーや工務店に土地も探してもらう」の3つです。

注文住宅で建築をお考えならハウスメーカーか工務店に土地探しも一緒にお願いすることをおすすめします。

家づくりの計画を踏まえた上で土地を探してくれるので、理想の家の条件にあった土地を見つけやすく、資金計画も立てやすくなります。

ステップ2 買付証明書の提出

希望の土地が見つかったら、売主や不動産仲介業者などに宛てて「買付証明書」を提出します。記載内容はある程度決まっていますが、書式に決まりはなく、一般的に不動産仲介業者などが用意してくれることが多いです。

買付証明書は不動産取引において必要書類ではありますが、購入が決定するわけではありません。法的拘束力もなく、提出後にキャンセルも可能です。しかし、ある程度話が進んだ後でのキャンセルは損害賠償を請求される可能性もあるので注意が必要です。

ステップ3 住宅ローンの事前審査を受ける

住宅ローンの事前審査とは、売買契約を締結する前に借り入れができるか金融機関に事前に確認する手続きです。

多くの場合、土地契約の前に住宅ローンの事前審査が通っているかどうかがポイントになるので、住宅ローンを利用する場合はなるべく早い段階で事前審査の申し込みをします。

基本的には土地のみの購入では、住宅ローンは受けられないことになっています。そのため「土地先行融資」や「つなぎ融資」を利用します。どちらもあくまで家を建てることが前提の融資ですので、建築会社の候補をある程度絞っておかなければなりません。

ステップ4 重要事項の説明を受け、売買契約を結ぶ

売買契約を結ぶにあたって、宅地建物取引業者が不動産の重要な事項について書面を交付のうえ、宅地建物取引士が説明するよう法律上義務付けられています。

重要事項説明を受けたらいよいよ不動産の売買契約の締結です。このタイミングで印紙代と手付金が必要になります。手付金は、売主が不動産会社の場合上限は20%と決められていますが、一般的な相場は土地価格の5~10%です。その他、不動産仲介業者を通して購入する場合、一般的にこのタイミングで仲介手数料の半金を支払うことになりますので、ここで多額の現金が必要になる可能性があることを覚えておいてください。

ステップ5 住宅ローンの本申し込みをして、金融機関と金銭消費貸借契約を結ぶ

住宅ローンを利用する場合は、売買契約締結後に住宅ローンの本審査に入ります。

本人確認や収入確認、物件確認書類等本審査では事前審査に提出された書類に加えて新たな書類の提出が求められるため、事前に金融機関に必要書類をきちんと確認しておきましょう。

住宅ローンの本審査に通れば金銭消費貸借契約に進みます。金銭消費貸借契約には、契約でとても重要な事項が記載されているので、記載内容に相違がないか必ず確認しましょう。

ここでも必要書類は多岐にわたり、用意するのに時間がかかるものもあるため、早めの準備を始めることをおすすめします。

ステップ6 引き渡し

金融機関と金銭消費貸借を締結したら、いよいよ土地の引き渡しです。

引き渡し当日には、残金の支払い、各種登記書類への記入・捺印を行います。

 

売買契約から引き渡しまで通常1カ月程度要します。引き渡し日は通常平日となりますので、事前にスケジュールを確認しておきましょう。