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【2026年補助金】最大125万円!みらいエコ住宅2026事業を徹底解説!

2025/12/15
【2026年補助金】最大125万円!みらいエコ住宅2026事業を徹底解説!

2025年度に行われた「子育てグリーン住宅支援事業」につづいて、2026年度も「みらいエコ住宅2026事業」の実施が発表されました。

2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、全ての世帯が対象となるGX志向型住宅をはじめ、子育て世帯や若者夫婦世帯の新築住宅の省エネ化への支援を強化するため、国が最大110万円(1~4地域は125万円)の補助金を出してくれる制度です。今回はさらに、蓄電池を設置する場合の補助事業との併用が可能です。

 

今回の取り組みでは環境省・経済産業省・国土交通省の3省が連携して住宅省エネキャンペーンを行っているところが注目ポイントです。

また、前回の施策に引き続いて、GX志向型住宅がすべての世帯を対象としています。これは、脱炭素社会の実現を日本全体で目指す取り組みの一環で、より多くの方の、高性能な住宅への移行を促すことを目的としています。

みらいエコ住宅2026事業では、新築の場合、以下の2パターンの住宅取得が補助金の対象となります。

補助金の対象となる住宅とその金額

【全ての世帯が対象】:GX志向型住宅の新築

GX志向型住宅とは、環境に配慮した持続可能な住まいを提供するための新しい住宅のことです。高い断熱性能や省エネ設備を導入することで快適な生活を実現しつつ、地球環境への負荷軽減を目指しています。

 

【子育て世帯・若者夫婦世帯が対象】:長期優良住宅、ZEH水準住宅の新築

長期優良住宅とは、耐震性・耐久性・省エネ性能などのさまざまな基準を満たし、長く安心して暮らし続けられることを目指した住宅のこと。

ZEH水準住宅とは、断熱性能等級5と一次エネルギー消費量等級6を満たす、省エネルギー性の高い住宅を指します。

 

【2026年補助金】最大125万円!みらいエコ住宅2026事業を徹底解説!

※各用語の補足

・子育て世帯等:「子育て世帯」とは、18歳未満の子どもがいる世帯を指し、「若者夫婦世帯」とは、夫婦のいずれかが39歳以下の世帯を指します。

・古家の除却:住宅の新築にあわせ、建替前に居住していた住宅など建築主(その親族を含む)が所有する住宅を除却すること

「蓄電池を設置する場合の補助事業」との併用

さらに3省連携事業ということで「蓄電池を設置する場合の補助事業」との併用が可能です。

 

全ての世帯が対象】:DRに対応したリソース導入拡大支援事業

DRに活用可能な家庭用等蓄電システムの導入を支援するもので、補助率は3/10。

 

※各用語の補足

・DR:ディマンド・リスポンスの略称。消費者が使用する電力を制御することで電力需給バランスを調整する仕組み。

・リソース導入拡大支援事業(仮):別途申請の必要有。再生可能エネルギーの更なる導入拡大や電力需給の安定化を促すことを目的とした事業。蓄電システムに係る契約または受発注及び支払いは交付決定前の着手不可。

GX志向型住宅とはなにか?

GX志向型住宅のGXとは、「グリーントランスフォーメーション」の略称で、持続していくことが可能な社会の実現のため、エネルギーや資源の使い方を徹底的に見直す取り組みのこと。その中でGX志向型住宅とは、従来のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)をさらに進化させた、非常に高い省エネ性能が求められる住宅のことです。

ZEHとの違いとして挙げられるのは、GX志向型住宅は2025年4月から義務化された省エネ基準(断熱等級4)に対応したうえで、それを大きく上回る最新の住宅性能基準が必要とされており、従来のZEHよりも高い断熱性能とエネルギー削減率が求められている点です。

具体的にどのような住宅性能が求められているのか、下記に詳しく解説していきます。

GX志向型住宅の要件

みらいエコ住宅2026事業の最大の補助額、110万円/戸(1~4地域では125万円)の対象となるには、以下の要件を全て適合するGX志向型住宅でなければなりません。

 

・断熱性能等級6以上

・再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」

・再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」

・高度エネルギーマネジメント(HEMS等)の導入等

建売住宅の注意点

みらいエコ住宅2026事業の対象となるのは、「補正予算案の閣議決定日(令和7年11月28日)以降に基礎工事に着手したもの」に限られることとなりました。

つまり、すでに出来上がっている物件や建築中でも基礎工事が終わっている物件は今回の対象外となります。

そのため、購入を検討している方は「完成予定日」だけではなく「着工日」を確認しましょう。

弊社では、長期優良住宅は標準仕様で承ることが可能です。(申請料別途必要)

またGX志向型住宅も、注文住宅にオプションをつけることで対応できます。

新築住宅の購入を検討されている方はぜひアオイ建設にご相談ください。

国からの補助金を上手に活用できるよう、弊社もお手伝いさせていただきます!

お気軽にいらしてください。